はいさい!(こんにちは)
「最近の子供たちは・・・」という声をチラホラ聞くことがあります。
でも、今日ご紹介する沖縄県の小学生はすごいんです!
男性でしかも小学生の男の子が「ヘアドネーション」をしたんです。
大人も含め男性からのドネーションは全体の1%程度だそうです。
その中でも小学生男子は相当少ないようです。
「ヘアドネーション」って?
ヘアドネーションとは?
ヘア(Hair)=髪の毛
ドネーション(Donation)=寄付
直訳で髪の毛を寄付することです!
ヘアドネーションにより寄付された髪の毛は、医療用ウィッグとして
生まれ変わります。
小児ガンや無毛症、先天性の脱毛症、不慮の事故などで、
髪の毛を失ってしまった子供達のために無償で提供されます。
ヘアドネーションはアメリカで始まったボランティア活動で、
今現在では全世界に広まっています。
日本では2009年にJHDAC(ジャーダック-Japan Hair Donation &
Charity-)というNPO団体が設立され、芸能人なども髪の毛の寄付を
していることなどで徐々に知られて現在に至ります。
この活動をしたのは、沖縄県うるま市立高江洲小学校に通う
小学4年生の比屋根義章くん(9歳)です。
「つらい思いをしている子どもが少しでも気が休まれば」と願った。
関係者によると、男子児童によるドネーションは珍しいという。
2年生の5月から髪を伸ばし始めた。当時中学1年の姉が
ドネーションのために髪を寄付したのを見て
「自分も同じように人の役に立ちたい」と思ったからだ。
あれから約2年。必要とされる31センチの長さに達するまで日々、
髪の手入れに励んだ。
母の美由紀さん(47)は「暑がりなので諦めてすぐ切ると思っていた。今では誇らしい気持ち。このまま優しい大人になってほしい」と
目を細める。
義章さんは暑さがこたえたほか「伸ばしている時は女の子と
間違われるのが恥ずかしかった」と苦労を振り返る。
沖縄タイムスより
すごくないですか?
なかなか出来る事じゃないですよね~
髪の毛を切り終えたあとも、「さっぱりしたけど寂しかった」。
「またいつかやってみたい。とりあえずこの夏は短いままに
しておこうかな?」と笑っていたそうです。
何んとも心温まる実話ですね。
ところで、「ヘアドネーション」をするには、色々な条件も必要に
なっているのでしょうかいしておきますね。
髪の毛を寄付するときの注意点
●31cm以上の長さがあること。
医療用ウィッグとして使用できるの最短の長さは31cmです。
※引っ張ると切れてしまうほどのダメージでなければ
ご寄付いただけます。
カラーやパーマや白髪であっても大丈夫です。
●髪の毛が完全に乾いていること。
髪は乾燥した状態で、くせ毛等は伸ばした状態で計測して下さい。
湿っていると移動中に繊維が痛みやすくなり、カビなどが繁殖すると
周囲の髪もまとめてダメージを受けるので注意してください。
●切り口を輪ゴムでしっかりまとめていること。
毛束は根元を輪ゴム等でしっかりと括ってください。
紐などで縛ると途中でほどけてしまうので、
ゴムを使用してください。
●髪の束は同一人物ごとにまとめること。
ウィッグは長さによって選別されます。
複数の髪の毛を送る場合には、全員のものをまとめて
束ねず個人で束ねてください。
パーマやヘアカラー、縮毛矯正等の化学処理が施されている場合でも、
トリートメント等で日常的に手入れされていて、
主観的にダメージの少ないものであれば問題ありません。
●カット方法について。
切り口から毛先までの長さが31cm必要です。
カットするときは、カットしやすいよう何ヶ所かを
ゴムで束ねてからハサミを入れてください。
細く束ねた場合は、束ねたゴムから1cm程度上からカットしてください。
太く束ねた場合は、2cm程度上からカットしてください。
※バラバラになってしまった髪の毛は使用できなくなってしまいますので、
ご注意ください。
以上が注意点になります。
その他、髪の毛の包装の仕方や発送の仕方など詳細については
JHDAC(ジャーダック-Japan Hair Donation & Charity-)の
ページからご覧下さいね⇒https://www.jhdac.org/index.html
また伸ばした髪の毛をカットしてくれる賛同美容室なども
掲載されているので参考にしてください。
最後までお付き合い頂きありがとうございます!
またや~さい!