沖縄の県民食「Aランチ」の謎をさぐってみました。

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はいさい!(こんにちは)

沖縄県の食堂やレストランのメニューで見掛ける「Aランチ」。
「Aランチ」があるので当然「Bランチ」「Cランチ」もあります。

本土では馴染みのないメニューにハテナ?が浮かんだ観光客が
いると思うので今回は「Aランチ」について詳しく調べてみました。

すると話がドンドン深くなっていきました。

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沖縄では当たり前の県民食「Aランチ」って?

沖縄県に観光で来た際に、大衆食堂やレストランにはいってメニューを
みると・・・「Aランチ」「Bランチ」「Cランチ」とあります。

このランチメニューは、洋食プレートの定食のことです。
でも、中身が決まっているワケではないのです。

そして、A~Cまであるランチはランク別になっていて
「Aランチ」が一番豪華という感じのメニュー名なんです。

簡単に訳すと本土でいうところの「松」「竹」「梅」を表すのが
ABCで、「松」=「A」「竹」=「B」「梅」=「C」という
ランクになっているんです。

「Aランチ」が生まれた背景は?

でもABCの違いって何なんでしょう?
難しいですよね~

Aランチの「豪華さ」とは、具体的に何なのか?
質と量(品数)の違い?

一応、「Aランチ」は おかずが5種類以上という定義があるらしいんです。

「Aランチ」の歴史は古く、かつて1956年にニューヨーク帰りのシェフが
沖縄市内にオープンした「ニューヨークレストラン」で生まれたそうです。

「Aランチ」は、当時の花形職業であったタクシー運転手向けに
考案されたものが各地に広がっていったのだといわれています。

「Aランチ」の誕生秘話も本に書かれています。

Aランチ誕生ヒストリーとKOZA(講話)
沖縄には独特の食文化が根付いています。
長寿食が注目される一方で、カロリーがたっぷりなアメリカンなランチプレートやファーストフードも人気です。
こういった、食文化はやはり戦後まずしかった沖縄が、外食ではちょっとリッチなものが食べたい。アメリカ人が食べているような食事がしてみたいという憧れから沖縄の洋食レストランの歴史が始まります。
その中では「Aランチ」と呼ばれる洋食プレートはもはや県民食。
そのAランチの誕生ヒストリーを聞きながら、オールド・オキナワンの街の様子を伺います。
(食事と組み合わせることも可能です)


「ちゃんぷるー学習帳」沖縄市でできる修学旅行の体験プログラムがこの一冊に詰まっています!2015年版更新

「コザAランチ選手権」というのがあります!

2011年から始まった「Aランチ」のナンバーワンを決める選手権で
「Aランチ」の発祥の地である沖縄市(コザ)で開催されています。

今では多くの来場者があつまり、沖縄の戦後食文化の象徴ともいえる
「Aランチ」のナンバー1を決定するのが、「コザAランチ選手権」です。

沖縄市料理飲食業組合からなる「コザAランチ選手権実行委員会」が
主催していて、「Aランチ」の美味しい店をランク付けして順位を
決めています。

ちなみに第1回(平成23年)のチラシです↓

沖縄旅行で来沖した方はぜひ「Aランチ」を召し上がってみては
いかがですか?

ただしボリュームには注意してくださいね~

最後までお付き合い頂き有難うございました。

またや~さい!

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