はいさい!(こんにちは)
沖縄に来たら、ぜひとも乗って欲しい「車」があります。
それは・・・「水牛が引く牛車」です!
なぜなら、牛車から見れるゆったりとした風景が
本来の沖縄の姿だとかんじるからです。
もちろん、スピードやスリルとは無縁ですが(笑)。
水牛ってもともと何の為に飼われてた?
沖縄の水牛は、もともと農地を開拓したり、水田を耕したりするために
飼われていたそうです。
その他にも、沖縄の特産物であるサトウキビを搾るのにも大きな役割を
果たしていました。
成長すれば1トンを超えることもある水牛。
でも、その性格はいたって温厚です。
水牛は、闘牛などとはまるで違って、とてもおとなしく、
人間に従順なんです。
大きな角は攻撃するためのものではありません。
よく見れば、角は後ろ向きに生えているのです。
ひょっとしたら、人間が歩くよりゆっくりかもしれませんが、
それこそが水牛車の醍醐味でしょうね。
ガイドの説明や三線を聴きながら、濃厚で贅沢な時間が流れていくはずです。
乗り合わせた人と楽しく「ゆんたく(おしゃべり)」できるのも大きな魅力のひとつでしょう。
沖縄本島と離島で楽しめる「水牛車」を3選ご紹介
1.ビオスの丘(沖縄本島うるま市)
沖縄本島の中部に位置する、うるま市。
そのうるま市で水牛車を楽しめるのが「ビオスの丘」です。
20人まで乗ることができる「水牛車」で周遊スタートです。
亜熱帯の木々の中をゆっくりのんびりと揺られながらの
園内探索はとても楽チンですよ~
夏場に比べて風が心地よい今の時期がおすすめですね。
園内のマイナスイオンを浴びながら身も心もリフレッシュできます。
沖縄の歴史や文化を知り尽くしたガイドさんのおもしろいトークも
大きなポイントです。
三線(サンシン)の音色に合わせた歌声を聞くと、沖縄が初めての方も、
ふるさと感覚を思い出すに違いないです。
所要時間は、およそ25分です。
ビオスの丘
【住 所】沖縄県うるま市 石川嘉手苅961−30
【電 話】098-965-3400
2.備瀬の福木並木を抜ける水牛車
樹齢300年以上のフクギの間をゆっくりと進んで行く「水牛車」。
地元のおじぃが案内してくれる水牛車は、なんとも和やかな雰囲気で
時間の流れがゆっくりと流れているような感覚に陥ります。
海に続く、緑のフクギ並木道を進んでいると・・・
まるで昔の沖縄に迷い込んだ気分になります。
300年以上の歴史が刻まれたフクギ並木道に挟まれながら、水牛車と一緒に
ゆっくりまったりとお散歩できます。
【住 所】沖縄県国頭郡本部町字備瀬
3.離島の竹富島で「水牛車」に乗ってみよう!
2階以上の建物がなく沖縄の原風景が残っている竹富島。
沖縄の中でももっとも沖縄らしい街並みが残っている島といっても
過言はありません。
そんな竹富島の牛の数は人口より多いというのは有名な話です。
赤瓦の平屋の家や、白い砂が長敷き詰められた道、地元の子ども達が
はしゃぐ姿など、「竹富島」の日常風景が水牛車から楽しめます。
竹富島は石垣島からフェリーで10分で行ける沖縄の古き良き
街並みが残っている離島です。
中でも水牛車観光は所要時間は30分ですが、ゆっくり進む水牛、
ガイドさんの説明や三線や歌声に身を委ねると、しばし日常を忘れ、
まるでタイムスリップしたかのような癒しを経験できます。
それぞれに、違った楽しみ方ができる「水牛車」をご紹介しました。
とくに今からの時期なら、夏場に比べても過ごしやすく「水牛車」に
揺られながら沖縄を感じられるでしょう。
沖縄旅行では「水牛車」に乗ってみるのも良い経験になりますよ
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
またや~さい!