はいさい!
シーサー夫です。
沖縄旅行に行くと、8割ぐらいの確率で食べるのが
「サーターアンダギー」じゃないですか?
今回は、沖縄の伝統菓子「サーターアンダギー」に
スポットを当ててみました。
「サーターアンダギー」ってなに?
サーターアンダーギーは、沖縄県の揚げ菓子の一種です。
その名の通り砂糖を使用した生地を用いる、球状の揚げドーナツです。
アンダギーの由来は、琉球国時代に中国から伝わったとされていますが、
とくに文献などには残っていないそうです。
中国に「開口笑」と呼ばれるアンダギーに良く似たお菓子があるので、
琉球国時代にこれが伝わったものと考えらているそうです。
「サーターアンダギー」の名前の由来ですが、首里方言でサーターは砂糖、
アンダーギーはアンダ(油)+アギ(揚げ)+語尾を伸ばすことで
「油で揚げたもの」という意味になるのが、「サーターアンダギー」です。
沖縄県では、縁起の良い菓子とされて、昔ではお祝いの席(結納)にも
出されていました。
いまでは沖縄の特産物になっているアンダギーですが・・・
昔は砂糖が貴重品で普段は、砂糖のない白アンダギーが一般的でした。
特別の時だけにサーターアンダギーが作られていたようです。
「サーターアンダギー」専門店といえば・・安室でしょう!
沖縄県には、それこそ「サーターアンダギー」の専門店は数多く存在します。
「その中でも特に美味しいお店は?」と聞かれたら間違いなく首里の「安室」と
答えますね!
今日は首里の「サーターアンダギーのお店 安室」を紹介したいと思います。
場所は那覇市首里のユイレール「儀保(ぎぼ)」駅から10分の場所ですが・・・
車で行くとお店の前の道がかなり狭いので注意して下さいね~
看板からすると、かなり年季を感じますね・・・
沖縄県で、お店の名前の「安室」と付いているのが気になるんですが、
これは、アンダギーを作る時に使用している「卵」が安室養鶏場の卵を
使っているからとの事でした~(笑)
だから、納得!
お店のガラスにも堂々と↓卵の販売も宣伝しています。
お店のなかでも結構目立つ場所に卵も販売しています。
安室養鶏場の卵はよく、スーパーにも売られていて黄身の色が濃く、
弾力があって、確かに美味しいんです。
サータアンダギーのおいしさの秘密は、卵にあるかも知れませんね。
アンダギーを入れている袋にも、しっかりと卵が載っています。
サーターアンダギーの種類は3種類で白糖、黒糖、紅芋です。
1個あたり、55円~61円 安い!
「サーターアンダギー」は油で揚げてるので、そんなに日持ちがしないイメージ
でしたが、陳列にはナント!
約1ヶ月もつアンダギーも売られていました、これならお土産にもなるし
バッチリでしょう?
この日は友達の分も含めて、3袋買って帰りましたよ~
安室のアンダギーは、外はサクサク感があって中はしっとりしていて
冷めても美味しいのが特徴ですね。(写真は白糖です↓)
この日は、お店が開いてすぐの時間だったので、お店の中はバタバタしていました。
揚げあがったアンダギーも衣装ケースにいれていました(笑)
「サーターアンダギー」は男性から女性に贈る結納品?
まさかの「サーターアンダギー」が結納品だったんです!
沖縄特有の結納品なのが、サーターアンダギー、白アンダギー(カタハランブー)、
マチカジと呼ばれるものがあります。
サーターアンダギーは、「黄金魂 クガニムドシ」と呼ばれて、女性のお腹を
意味しています。
新郎側が新婦に送ることで立派な子供を産めるようにとの願いが込められている。
だから、安室の陳列ケースに驚きの値段のアンダギーがあったんだ!
高っ!と思いましたが・・・
このアンダギーは特別なアンダギーで結納品などに使うアンダギーだそうです↓。
沖縄旅行の際には、ぜひ「サーターアンダギーのお店 安室」で
召し上がってみてはいかがですか?
「さーたあんだぎーのお店 安室」
【住 所】沖縄県那覇市首里久場川町1-20
【営業時間】9:00~18:00
【定休日】日曜日
【電 話】0988-84-3060
最後までお付き合い頂きアリガトウございました。
またや~さい!