「おきなわ全島やちむん市」が18日~始まります!やちむんって何?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存
  • 0

はいさい!

シーサー夫です。

今週の土曜日18日~20日月曜日まで間、沖縄本島中部・恩納村にある
ホテルムーンビーチ内で「おきなわ全島やちむん市」が開催されます。

ところで・・・やちむんって何?

スポンサーリンク

おきなわ全島やちむん市が開催!

よく知らないので・・・調べてみました。

やちむんって?

やちむんは、沖縄の方言で「焼き物」という意味です。

やちむんの原点は、400年以上も昔の1600年頃です。
まだ沖縄が琉球王国と呼ばれていた時代に、中国やタイといった外国と交易を行い
琉球王国に海外から陶磁器が豊富に持ち込まれました。
焼き物の技術が発展し、それが「やちむん」の原点となりました。

1616年、薩摩藩から朝鮮人陶工3名が技術指導のために琉球を訪れたことがきっかけです。
その後、各地で焼き物が作られていたようですが、1682年に当時の尚貞王(しょうていおう)が焼き物産業の振興を目的に、県内に点在していた陶工を壺屋(つぼや)に集めたことが
壺屋焼誕生のきっかけなんです。

壺屋は現在の那覇市内にあり、国際通りや牧志公設市場といった定番観光スポットの
すぐそばに位置しています。

壺屋が選ばれた理由は?

首里城と那覇の中間にあって、焼き物づくりに必要な水や土の確保が簡単で薪や粘土などの
物資を受け取るために利用した安里川(あさとがわ)に近かったからだといわれています。

当時、主に作られていたのは、壺や甕(たしから)です。
泡盛を入れて離島や海外に輸出したり、海産物を入れて輸入したりなど当時は
運搬用として使われていました。
そこから皿や器といった家庭用品に発達していったと考えられています。

1970年代に入ると、焼き物の製作時に発生する煙による公害問題が起きました。
那覇市は、薪をたく登り窯の使用を禁止、陶工たちはガス窯への転換を余儀なくされます。
途方に暮れた陶工たちを救ったのが、沖縄県中部にある読谷村(よみたんそん)でした。

当時、文化村構想を進めていた読谷村は陶工たちに元米軍用地を提供して
そこに登り窯を作ることを提案しました。

登り窯にこだわった人間国宝の金城次郎さんをはじめ、多くの陶工たちが読谷に移り住んで
それから読谷はやちむんの里として大きく発展していったのです。

長年の伝統を継承しつつ、若い感性を加えた作品も増えている「やちむん」は、沖縄の
生活用品としてはもちろん、現在では人気の観光土産となっています。

お気に入りの1点を見つけてはいかがですか?

「おきなわ全島やちむん市」

1年に一度のやちむん市です。
本島各地から約50もの窯元が参加して、若手からベテランまで様々な作品に出合うことが
できますよ。
ろくろ体験教室や漆喰シーサーへの色付けなどの開催や、恩納村物産コーナーもあります。

【開催日時】
2017年3月18日(土)~20日(月・祝)

【開催場所】
沖縄県恩納村字前兼久1203 ホテルムーンビーチ 屋内展示場

【電話番号(問い合わせ)】
098-965-1020(ホテルムーンビーチ)

【交通】
那覇空港から車で50分

【利用料金】
入場無料

【駐車場】
あり(350台)

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

またや~さい!

スポンサーリンク
関連記事

こちらの記事もどうぞ


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存