【沖縄県の豆知識】沖縄料理の汁物の中で、中身汁って知ってますか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存
  • 0

はいさい!

シーサー夫です。

突然ですが、「中身汁」って知っていますか?

最近、知り合いの方が「中身汁を作ったよ~」って言っていましたが・・・

沖縄移住3年目の私は、中身汁?ってなりました。

スポンサーリンク

沖縄料理の汁物で、中身汁って知ってますか?

この「中身汁」を知っている人は、かなり沖縄通だと思いますよ!

数ある沖縄県の郷土料理の中で、沖縄特有の「汁物」は結構あるんですよ。

皆さんは、どれくらい知ってますか?

・ヒージャー汁        ・いかすみ汁

・おーぬぷにぬする      ・モズクスープ

・イラブー汁         ・イナムドゥチ

・ソーキ汁          ・とうがん汁

中身汁           ・アーサー汁

・てびち汁

まだまだあるみたいですが、キリがないのでこれぐらいにしておきますね。

この中でも、私が食べた事があるのが5個ぐらいですね~

で・・・今回は気になった「中身汁」を調べてみました。

中身汁とは?

中身汁」または「中味汁」とも呼ばれる伝統料理です。
中身とはずばり、豚の内臓のことなんです。

豚の胃や腸をカツオの出汁に煮込み、醤油と塩で仕上げます。
古くは臭みをとるのに大変な手間と労力がかかりましたが、今では下処理した「中身」が
お店に並んでいるので、それを買って料理する方もいます。

今でも、上品な器に盛り慶事や正月などに縁起料理としても振舞われることがあります。
栄養が豊富な「中身」は短冊状に切り、独特の食感も楽しむ事ができます。
具を沖縄そばにのせた「中身そば」もあります。

中身汁は、下ごしらえがかなり大変だ!と色んな記事を見ても書いていましたが
その下ごしらえによって、味が変わってくるようなので手間暇かけるんですね~

その下ごしらえがコチラ↓です。※各家庭によっても様々なやり方があるとおもいます。

まずは、小麦粉や塩、酢などをつけて力を入れてこすり・・・水ですすぐ作業を3回ほど。
その後沸騰した湯に入れて、ゆで汁を捨てながら「中味」が白くなるまで
下煮を繰り返します。

この一連の作業だけで2~3時間はかかり、ここを怠ると、臭みが残ってしまうとか。
あとは椎茸やこんにゃくとともに鰹ダシで煮て、お汁に。
すり下ろした生姜、小ネギを散らして出来上がりです。

丹念な下ごしらえのおかげで、臓物独特の臭みは消え、お出汁のきいた
上品な味わいになります。
結構な作業が必要なんですね~

沖縄では、「鳴声以外は全部食べる」といわれるほど利用度の高い「」。
中でも内臓(モツ)は、良質なたんぱく質が豊富で脂肪分も少なく
鉄分、ビタミンA・D、ミネラル類の宝庫ともいわれています。

ゆえにモツ料理は、飽食で栄養バランスが偏りがちな現代人にとっては
理想の食べ物といえるでしょう。
なかでも「中味汁」は、鰹だしをベースとした胃にやさしい味わいで
滋養食としてもピッタリですね。

「中身汁」食べたくなって来ましたね~

沖縄県外の方でもネットで購入できますよ!

一度食べたら、ヤミつきになってしまうかも~

最後までお付き合い頂きアリガトウございました。

またや~さい!

スポンサーリンク
関連記事

こちらの記事もどうぞ


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存