はいさい!(こんにちは)
沖縄県内には数か所、外人住宅というカフェや雑貨などが集まった
場所が点在しています。
有名なトコロでは、北中城・宜野湾・浦添とありますが・・・
今回はその中で浦添の外人住宅にスポットを当ててみました。
そもそも外国人住宅ってなに?
沖縄県内では、当たり前の”外国人住宅”ですが県外の人にしたら
ハテナ(?)が並ぶでしょうね。
沖縄県内には、米軍基地がありアメリカ軍人がいます。
その軍人のために建てられた住宅街で、1960年代前後に主な米軍基地の
近くにまとめて建てられました。
しかし昨今、その軍人のために基地外に建てられた住宅は
老朽化にともない軍人が一軒家やマンションに移り住んでしまった為に
空き家となってしまったんです。
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そんな空き家を、賃貸で売りに出しているんですがもともと住んでいる
沖縄県民はまず、手を出しません。
なぜなら・・・湿気が凄すぎるから!
この外人住宅は、見ての通りコンクリート造りがほとんどなんです。
なので、沖縄特有の湿気を吸ってくれる木材がほとんど使われていないのです。
1年中湿気と戦わないといけない沖縄県にとっては、大きな問題なんです。
だけどここに目を付けたのが、県外から移住してきた方でカフェなどの
お店を出したい!と考えてる移住者です。
建物的にもお洒落で、広さも適していて場所(立地)も申し分ない
外人住宅は絶好の物件だったのです。
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いまでは、外人住宅の一角が飲食店や雑貨などの集まっている1つの
オシャレな”街”になっていて、観光客のスポットとなっています。
今回紹介する「港川ステイツサイドタウン」もその1つです。
「港川ステイツサイドタウン」という街
元々はミリタリーハウジングとして栄えたこのエリアですが・・・
住宅の老朽が進み空き家が増えてきました。
そんな中、 古き良き外人住宅の風景を残したこの町をオシャレな
お店として外観はそのままで、内装をリフォームして個性豊かな
お店に仕上げた飲食店や様々なお店が集まりました。
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![](https://shisa1969.com/wp-content/uploads/2019/08/35.jpg)
15年ほど前から管理会社の沖商不動産が、エリア一帯を
「港川ステイツサイドタウン」と名付けて看板を設置しました。
各ストリートにアメリカの州の名前をつけて周辺を散策しやすくしました。
その頃から、リノベーションOKで庭や駐車場スペースも作れる外人住宅が
移住者の注目を集めるように
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地番(通り)もアメリカの州の名前を付けるなどして、よりオシャレに
なりました。
テキサス、カンザス、ジョージア、バージニア、アリゾナ、オレゴンなど
立て看板(案内看板)だけでも、雰囲気がアメリカンになってきますよね。
![](https://shisa1969.com/wp-content/uploads/2019/08/34.jpg)
店舗として利用する人が増え、自分たちのセンスでおしゃれに改装した
カフェや雑貨店のオープンが相次ぎました。
現在もエリアには65棟ほどの外人住宅が残っていて、うち6割以上が
ショップやオフィスとして利用されています。
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沖縄県内各地に外人住宅を利用したショップが点在しますが、
これだけの数が徒歩範囲に集中しており、いろいろな店を散策しながら
立ち寄れるのはここ港川だけです。
![](https://shisa1969.com/wp-content/uploads/2019/08/74-1.jpg)
お目当てのお店を見つけるのも楽しそうですね。
最後までお付き合い頂き有難うございました。
またや~さい!