はいさい!(こんにちは)
3月中は、沖縄旅行で来沖する観光客にとって1年で1番
過ごしやすい時期だと思います。
真夏のような暑さはなく、歩いて沖縄を見て回るのに
ベストじゃないでしょうか?
この時期にオススメ首里の金城町石畳道
那覇市金城町にある「金城町(きんじょうちょう)石畳道」は長さ238mあり、
琉球石灰岩が敷かれた石畳道で首里城から続いています。
「首里金城町石畳道」の場所は沖縄県那覇市にあり、那覇空港から車で
約15分、ゆいレールを利用する方は「首里駅」から徒歩15分です。
沖縄県指定史跡であり、「日本の道100選」にも選ばれました。
尚真王の時代(1477~1526)に首里城と各地結ぶ主要道路として整備された
総延長10キロに及ぶ「真朱道(まだまみち)」の一部で道幅は4mあります。戦争で一部なくなり現在は238mしか残っていませんが、両脇に沖縄の古民家があり、風情あふれる場所です。
敷石は大小の琉球石灰岩を組み合わせた「乱れ敷き」です。
石の表面には適度な加工が施されていたが、長い年月で摩耗しています。
急な勾配のところでは石の表面に滑り止めの横線の刻みを入れたり、
階段をつけたりしています。
沿道の石垣は、琉球石灰岩を用い、主に沖縄独持の石積みの手法である
「あいかた積み」で積まれていて、城下町の風情を残しています。
道中には、観光客のために休憩所として無料開放されている「金城村屋」が
あります。
中に入れてトイレや喫煙所などもあるので、一休みしてくださいね。
当時の雰囲気を味わってみるのもいいですよ。
金城町石畳道には、少しそれた場所にパワースポットと呼ばれている場所が
あります。「首里金城町の大アカギ」です。
推定樹齢200年以上のアカギが6本もあり、国の天然記念物にも
指定されています。
中でも素晴らしいのは、根元に祠がある大アカギです!
こんなにも立派な祠が自然に出来たというのですから、驚きです。
その祠には案内板があり、こう書かれています。
この赤木300年の間に根元に祠が出来、旧六月十五日に神降りられ
願いごと聞きあげられていくと古老の言伝えあり。
年一つだけ願いごと話されてみてください。
石畳道から、ちょっと寄り道をしてお願い事をしてみてはいかがですか?
旧暦の6月15日をねらってきてくださいね!
亜熱帯特有の石造文化はいかがでしたか?
琉球王朝時代の石造技術の高さは、目を見張るものがありますよね。
沖縄の昔を肌で目で感じながら、ゆっくりと石畳道を散策するのも
楽しいと思いますよ。
「首里金城町石畳道」の沿道添いには、民家もたくあります。
民家の方は通常の生活を、普通にされているので節度ある行動で
沖縄の歴史を感じて下さいね。
最後までお付き合い頂き有難うございました。
またや~さい!