はいさい!(こんにちは)
南国沖縄では、今月末~2月下旬にかけてコスモスが
見頃になってきます。
コスモスの別名は秋桜と書きますが・・・
あたたかい沖縄だからこそ、冬の時期からコスモスの花の
観賞を楽しむことが出来るんですね。
金武町伊芸区の「コスモスまつり」
コスモスの名前の由来は?
メキシコからスペインに渡ってマドリード王立植物園に送られて、
コスモスと名づけられたそうです。
原産地はアメリカ原産です。
日本には明治20年頃に渡来したと言われています。
そんなコスモスが、毎年キレイな花を咲かせてコスモスの
絨毯を見せてくれるのが沖縄県の金武町にある伊芸区です。
約2万500平方メートルの田んぼに、ピンク・紫・白のコスモスが、
じゅうたんのように咲き誇って、見るものを癒してくれます。
コスモスの植え付けは、区が10年前から景観形成や環境保全、緑肥を目的に、稲を収穫後の1~3月まで実施しているそうです。
なぜ田んぼにコスモス花を咲かせるの?
実は米の生産調整(せいさんちょうせい)の政策のやり方の1つなんです。
秋に植えるのではなく、米などの作物を収穫した後に種をまいています。
生産調整の為に作物を植えられない水田には小麦や大麦などを
植えるみたいですが、代わりにコスモスやひまわりなどの花の種をまく
補助事業(ほじょじぎょう)があります。
米を植えていた水田を一年間違うイネを栽培して休ませるのが
米の生産調整政策(減反政策)です。
これらを景観作物と言い、一定の規模以上の認定農家(専業農家)だけが
作付けできる制度で補助金が給付されるからなのです。
伊芸区コスモスまつり
【開催期】2月1日(金)~2月24日(日)
【場 所】金武町・伊芸集会所前コスモス畑
【駐車場】 金武町・伊芸区公民館(運動場)・伊芸区海浜公園駐車場
(国道329号線沿い エッソガソリンスタンド裏手)
【お問い合わせ】伊芸区事務所 098-968-2147
金武町以外にも、沖縄県で有名なのが名護にある羽地です。
沖縄県名護市川上区で10ヘクタールに広がる500万本のコスモスが
咲き誇っています。
国道58号沿いのコスモス畑は本島北部に向かう道沿いにあり、
観光客や市外から訪れた人たちが車を止めて写真撮影するなど
人気スポットとなっています。
58号から筋道に入った10ヘクタールのコスモス畑はほとんど知られておらず、
穴場になっているのでぜひオススメですよ。
最後までお付き合い頂き有難うございました。
またや~さい!