「沖縄そば」のルーツ”唐人そば”が110年ぶりに再現され復活!

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はいさい!

シーサー夫です。

「沖縄そばじょーぐー(沖縄そば大好き人)」には、
堪らないでしょうか?

「沖縄そば」のルーツと言われている”唐人そば”が
110年ぶりに
復活!

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沖縄そばのルーツ「唐人(とうじん)そば」とは?

1902年(明治35年) 沖縄県初の「支那そば屋」が開業。
経営者は宮崎県出身の福永義一という人物でした。

店を任されたのは大阪の支那料理屋から招聘された
辮髪(べんぱつ)の清国人で、『唐人そば』という通称で人気を博します。
黒いスープ(醤油味)であったと伝えられています。

1902年(明治35年)4月の新聞の広告に「那覇市警察署下りに
『支那そばや』開業」。
大和の商人が「清国ヨリ料理人ヲ招キ」とある。
これが資料として確認される沖縄で最も古い「支那そば屋」の記述です。

沖縄そば発展継承の会が110年前の「唐人そば」への挑戦!

沖縄そばに関する調査報告書(株式会社サン食品)に「唐人が作る
醤油味の黒いスープであった。」と記載されています。

沖縄そばの風味を残しつつ、黒いスープを作る。
しかし、醤油ラーメン風にならないように注意しました。

豚ダシ(豚骨、グーヤー肉汁)を使用。
煮立たせないようにじっくりと煮出したスープに濃口醬油で味を調整。

唐人は貝柱や干し海老を使用するが、かつお節は使わない文化。
という説を考慮して、今回は「かつお節」を使用せずに仕上げました。

麺は、沖縄生麺協同組合と沖縄製粉(株)、沖縄県工業技術センターが
開発した、伝統的な沖縄そば「木灰そば」の麺の風味を再現する
専用のアルカリ剤を使用しました。
やわらかめでモチっとした食感に仕上げました。

形状は、「昔の麺は太かった」との年配方々の多数の証言から太めにしました。

具は、「ネギと豆粒大のグーヤー肉」と資料にありましたので、再現しました。

香ばしい香りに、思わず唾があふれ出す。
濃口しょうゆの効いた豚だしベースのスープに、モチモチとした
自家製の生麺がよく絡み、かめばかむほど味がしみ出す。

焦げ茶色のスープは意外にもあっさりで、最後の一滴まで
飲み干しちゃうほど美味しい。

今年の6月から「唐人そば」を発売しているのは下記の9店舗です。
各店舗で、オリジナルの「唐人そば」を再現しているので、
食べ比べするのも楽しいかも^^

みよ家(嘉手納町嘉手納463-13)

すば処 月桃(那覇市寄宮3-10-1 JAおきなわ真和志支店1F)

民芸食堂(与那原町字与那原433)

すばかふぇゆったりあけもどろ(那覇市天久2-28-28)

下地そば(那覇市真地41番地)

大笑うふわらい(那覇市壺屋1-1-1 開南太平通り)

うちなぁ家(那覇市泊3-12-14)

○うちなぁ家八重瀬店(八重瀬町東風平822-2)

おかあさん(糸満市座波1806-2)

まーさむん家 麵そーれ(糸満市潮平590-4)

最後までお付き合い頂きアリガトウございました。

またや~さい!

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