【沖縄県の豆知識】沖縄県の七五三は、本土と同じなの?

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はいさい!

11月に入り、今年もあとわずかになって来ましたね~

11月の行事と言えば・・・七五三があります!

本土の七五三は分るんですが、沖縄の七五三は本土と違うのかな?

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沖縄県の七五三は、本土と同じなの?

七五三は、着物を着て神社にお参りして千歳飴をもらって帰る。

というのが一般的な七五三ですかね?

我が家でも、長男が5才のときに記念の写真を撮りました^^

満面の作り笑顔でしょ(笑)

撮影する人が、上手に子供をその気にさせて撮っているのを見て
さすが!と思ったのを覚えてます。

三波 春夫に見えてしまうのは私だけでしょうか?

さて、本題に入りますね。。。。

沖縄県での七五三は、基本的に昔は無かったようです。

最近では、本土からの影響で同じような流れで七五三を行なう家が
増えてきたようですが。

七五三の代わりに、沖縄県の行事には十三祝があります。

十三祝とは?
沖縄県に伝わる祝い事の一種です。
旧暦の正月が終わった後、最初の干支の日に行われます。
生まれたときの干支が再び巡ってくると言う節目を祝う日で、子供の成長を喜ぶ
生年祝いです。
十三祝いは、男女問わず行われるが、特に女の子の十三祝いは盛大に行われます。

本土の七五三は何時ぐらいから始まった?

もとは室町時代ころにその起源があるという説や、江戸時代の五代将軍綱吉が
息子の成長を祝ったことが起源という説などが有力といわれています。

といっても、七五三は3つの儀式が組み合わされたものなので
3つの儀式の中には、もっと古い時代から行われていたものもあります。

七五三としてお祝いするようになったのは江戸時代の関東一円
そして全国的にも広がり始めたのは明治時代以降のようです。


3つの儀式とは?

七五三は、7歳、5歳、3歳で祝うイベントです。
でも、もとは3つの異なる儀式でした。

3歳 髪置(かみおき)の儀・・・髪置(かみおき)の儀は、その昔、赤ちゃんから
子どもへの境目として、それまで剃っていた髪をはじめて伸ばし始める儀式でした。

5歳 袴着(はかまぎ)の儀・・・袴着(はかまぎ)の儀は、男の子のための儀式です。
男の子が初めて袴をはく儀式でした。

7歳 帯解(おびとき)の儀・・・帯解(おびとき)の儀は、女の子のための儀式です。
昔の日本では、子どもに現在の「甚平」のように、ひも付きの着物を着せていました。

帯解きの儀式から、女の子はきちんと仕立てられた着物を肩上げして着るようになります。
そのため、帯解き、もしくは紐解きと呼ばれていたそうです。

「男女七歳にして席を同じうせず」という言葉もあるように、自分できちんと
帯を締められるように躾けられる7歳は、大人への最初の扉でした。

七五三にも、ちゃんとした意味があるんですね~

という事は、千歳飴にも意味があると思い調べてみると・・・

千歳飴の「千歳」には、千年・長い年月 という意味があります。

千歳飴が産まれたのは江戸時代頃(の説が有力)。

当時は乳幼児の死亡率が高く7歳までは魂が定まらない(いつ死んでもおかしくない)
とまで言われていて、子供に無事に育って欲しいというのは、親の切なる願いでした。

紅白に染められ、細く長い形状の千歳飴には、

● 健康に育って欲しい

● 長生きして欲しい

といった意味が込められていたみたいですよ。

最近の千歳飴は、色々な千歳飴があるんですね~
不二家のミルキー千歳飴もありました!↓

今日調べてみて分った事は、昔から行なわれている行事には必ず意味合いがあるんですね!

最後までお付き合い頂きありあがとうございました。

またや~さい!

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