はいさい!
シーサー夫です。
今日は十五夜ですね~
本土にいた頃は、月見しながらお団子を・・・
という感じでしたが、沖縄県の十五夜も同じなのかな?
そもそも十五夜の意味やお供えの仕方は?
今年は本日、10月4日が十五夜に当たりましたね。
私の中の十五夜といえば、9月というイメージだったんですが・・・
十五夜は中秋の名月とも言われて、秋の真ん中に出る満月のことです。
十五夜のもともとの意味は、その年の収穫に感謝して翌年の豊作を願う
農業のお祭り行事だったんです。
その時にお月見しながら、季節の野菜などをお供えしていたんです。
十五夜にお供えするものといえば、まず浮かべるのがお団子、そしてススキです。
もちろん他にも果物や野菜をお供えすることもあります(地域によって違います)
そのお供え物にも、さまざまな意味があるって知っていましたか?
①団子
予想通りですが、満月をイメージしたものです。
本来ならば、お米から作られるお餅をお供えするのがよいのかもしれませんが
収穫前ということでなかなか難しいですよね。
そのため長期保存をすることが出来る、お米の粉から作ったお団子をお供えした
というのが月見団子の始まりといわれています。
②すすき
ススキって、よく見るとお米の稲穂に似ていませんか?
もともと稲穂というものは、月の神様を招く依り代として
お供えされるものなのです。
でも、十五夜をする時期はまさにお米の収穫前の時期なので稲穂がありません。
そこで稲穂の代わりにお供えされているのが「ススキ」なのです。
③里芋などの収穫もの
十五夜ではそのころ収穫される芋(サトイモ)をお供えするというのがあります。
そのことから「芋名月」などと呼ばれることもあるようです。
その他にもその時期に取れた野菜や果物をお供えするという風習も残っています。
特に、ぶどうなどのツルのものをお供えすると、お月様とのつながりが
いっそう強くなるという意味もあるそうです。
沖縄の十五夜、本土と同じやり方?
当然のことながら、沖縄でも十五夜は月見をします。
沖縄の方言では、十五夜(ジューグヤ)と呼びます。
食べるものが、少し違うんですが・・・
フチャギと呼ばれている小豆をまぶしたお餅を食べるそうです。
もちろんフチャギにも意味があります。
フチャギの小豆が、魔除けになるとのことです!
その小豆はつぶさず、そのままの形でまぶして餅にくっつけた状態ですが
それがその年の災難を避ける意味があるとのことでした(ナルホド)。
ところ変われば、十五夜のやり方やお供えするのも変わってくるんですね。
でも、意味合いは同じで食べ物に感謝して五穀豊穣を願うことでしたね!
今日の夜は、満月を見ながら家族一緒に過ごしたいと思います。
最後までお付き合い頂きアリガトウございました。
またや~さい!