昆布がとれない沖縄が消費量は日本トップクラスなワケは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存
  • 0

はいさい(こんにちは)!

シーサー夫です。

ある統計によると昆布の消費量が以前は日本一
最近でもトップクラスらしい・・

昆布の育つ所は北海道や東北の太平洋沿岸で
親潮(寒流)のあらう地域が有名ですよね

でも、沖縄で昆布は採れないのに消費量が多いのはなぜ?

スポンサーリンク

沖縄県の昆布消費量が日本でトップクラス?

沖縄の消費量が日本一なワケの1つは
コンブが沖縄の食生活と風土にマッチした食品だからです

酸性の豚肉アルカリ性のコンブの組み合わせは
栄養学的にもバランスがとれているみたいですよ

また、高温多湿で食品の保存がむずかしい沖縄では
保存の効くコンブは重宝な食品だったみたいです。

歴史的な背景も関係しています
1600年琉球王国は薩摩によって占領されます。
このときから、琉球から中国へ輸出される貿易品にコンブが加わりました

薩摩は大阪や下関で琉球の砂糖をコンブに換えそのコンブを中国に運び
薬品や唐物を入手しました

北海道ー北陸ー大阪ー薩摩ー琉球ー中国の間に
コンブ・ロード」が通じていました。

こうしてかなりの量のコンブが沖縄に集められ、そして貿易品として
扱えない不良のコンブや、余ったコンブが一般庶民の手に届く値段で
流通していったものと考えられます。

これが、沖縄がコンブの消費量で日本一になった理由です!

最後までお付き合い頂きアリガトウございます。

にふぇ~でびる(ありがとう)!

スポンサーリンク
関連記事

こちらの記事もどうぞ


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存