はいさい!
シーサー夫です。
私が住んでいる、沖縄県の与那原町では毎年恒例の夏祭りがあります!
その祭りのメインが綱引きなんですよ。
移住した3年前は、運動会じゃないのに綱引って・・・・と思っていました。
与那原町の「大綱曳き」
2年前に初めて参加しましたが・・・
綱引きをナメていました(笑)
初めて聞く方の為に少し豆知識を。
与那原町 大綱曳
与那原大綱曳の始まりは、1500年代の尚永王時代までさかのぼるといわれており
現在まで440年余の歴史を誇ります。
豊作祈願の神事として始まったといわれる大綱曳は、東西の綱の結合により
稲の実りを前祝し、勝敗によって豊作、凶作を占います。
大綱曳はもともと旧暦6月26日に、町内の拝所で豊年や住民の健康を祈願したあとに
行なわれていましたが、農家が少なくなったことや生活環境の変化
また観光的要素が強くなったことなどから、旧暦6月26日以降の日曜日に行なわれるように
なりました。
与那原を象徴する伝統文化として知られており、今では多くの綱曳ファンを魅了しています。
綱引きのレベルが違い過ぎましたよね^^
綱引きの綱もこんなにデカイんですよ↓
この綱は、1本が2トンの重さがあり約200名で担いで綱引会場まで道ジュネーしていきます。
これが結構キツイんですよ~
綱も毎年、各自治区に分かれて新しく作ってそうです。
東西合わせて5トンの稲わらが用意されます。
昔は1日で本綱まで完成させていましたが、現在は各区に枝綱の分担を割り当てて
大綱曳の前日に枝綱をまとめて本綱を作ってカナチを編みます。
それだけ手間暇かけて作った綱ですが、勝負が終わったら解体するんですよ。
綱を家に持ち帰ると無病息災のお守りになるといわれています。
綱引の開始合図も変わっていて。
開始直前、雄綱と雌綱が寄せられ、雌綱のカナチに雄綱のカナチが入れられます。
そこに、雌雄両方の輪っかに通すようにカナチ棒と呼ばれる木の棒が差し込まれます。
2本の綱が連結するこの瞬間が、大綱曳のスタートです。
六尺は六尺棒、担ぎ手は担ぎ棒をはずし、本綱が地面に落ちると、東西合わせて1000人近い
人たちが「サーサーサー」と声を出して一斉に枝綱を曳きはじめます。
運動会でやる綱引きのようにヨーイドンの号令のないところが
与那原大綱曳の特徴であり、最大の醍醐味ですね。
綱が地面に落ちた瞬間のセンター位置からどちらかに5メートル動いたら勝敗が決定です。勝負は短いときで5分程度、長いときは15分近くかかる時もあるそうです。
綱引の参加は、誰でもOKなので腕に自身のある方や祭り好きの方は
是非参加してくださいね!
今年は、7月31日が本番ですよ。
詳しくは日本の祭りからどうぞ
最後までお付き合い頂きアリガトウございました。
またや~さい!