生鮮マグロの水揚げ量が全国トップクラスの沖縄県は「年中マグロ天国」?

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はいさい!(こんにちは)

沖縄といえば、豚肉を中心に肉食文化のイメージが強い県です。

県外の方から見て、沖縄県って魚料理のイメージが
あんまり無いですよね?

なぜなら・・・沖縄の魚のイメージは色鮮やかな熱帯魚!

・カラフルなお魚さん達を食べるなんて可哀想~
・カラフルな魚は、美味しくないでしょう?
・そもそも沖縄の魚って食べれるの?

こんな意見が多いんですよね~

でも・・・実際は魚料理は美味しいし、種類も豊富なんです。

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沖縄県内の漁獲量の約6割を占めるのが「マグロ」!

沖縄県で最も多く漁獲されているのは、実は「まぐろ類」なのです。
平成26年の魚種別漁獲量によると、全漁獲量のうち、まぐろ類
58.9%を占めているんです。

これらのまぐろは沖縄近海で獲れ、その約半数は那覇市で水揚げされています。
沖縄県の県魚はグルクン(和名:たかさご)ですが、那覇市の市魚といえば
「まぐろ」、というわけなんです。

まぐろの水揚げ量では、まぐろ遠洋漁船の基地となる静岡県の
焼津漁港が有名ですね。
でも、それは船内で急速冷凍した冷凍まぐろが主となります。

一方、冷凍しないまぐろの水揚げ量となると、和歌山県那智勝浦の勝浦漁港、
宮城県塩竈市の塩釜漁港などが上位に挙げられます。

しかし、実際に漁場としている場所は沖縄周辺だったりするのです。
案外知られていませんが、沖縄近海は日本有数のまぐろの漁場なのです。

沖縄はまぐろの漁場が近いので、その水揚げ量でも全国トップクラスを
誇っています。
漁船内で冷凍せずに、マイナス1℃のチルド状態で港まで運びます。
なので市場にはマグロがズラリとならんでいるんですね!

市の魚になるほど「マグロ」が有名な那覇市。

沖縄県は近海に漁場があることから、全国的にも有数な
生鮮マグロの産地となっています。

特に、那覇市は県内のマグロ水揚げ量の約半数を占めており、
2010年には那覇市の市魚を「マグロ」としても制定。


2018年7月にはマグロの拠点産地として那覇市が認定されました。

那覇市内で水揚げされるマグロの種類は、主に「ビンナガマグロ」、
「キハダマグロ」、「メバチマグロ」、「クロマグロ(ホンマグロ)」
の4種類です。

クロマグロとキハダの旬は4月中旬~6月下旬ごろ。
メバチは8月~翌年3月ごろ、ビンナガは10月下旬~4月上旬ごろとなります。

旬の時期がずれているので、通年で新鮮な“生鮮マグロ”(冷凍をしないで
水揚げされた新鮮なマグロのこと)を食べることが出来ます。
これは沖縄県ならではです!

冷凍保存されることなく水揚げされているので、冷凍マグロのように
解凍時にマグロの栄養分が失われることもありません。

マグロは、ほどよい熟成期間があるほうが肉の旨味成分がでて
美味しくなるんです。
漁船でほどよい時間が経過し水揚げされる沖縄のマグロは旨味成分が
増した美味しい時期に流通されるということです。

10月10日は「マグロの日」って知ってましたか?

今から1300年ほど昔の奈良時代に、山部赤人という歌人がいました。
この山部赤人が、西暦726年(神亀3年)の10月10日に、
奈良の大仏を建立したことで有名な聖武天皇(しょうむてんのう)の
お共をして兵庫県の明石地方を訪れたとき・・・・

まぐろ漁で栄えているこの地方をたたえて読んだ歌が残っています。
この山部赤人の歌は、日本人とまぐろの深い関わりをしのばせる、
昔から有名な歌で、山部赤人がこの歌をよんだとされる日にちなんで、
毎年10月10日を「まぐろの日」として、日本かつお・まぐろ
漁業協同組合連合会が制定したそうです。

なので、スーパーや各地域ではいろんなイベントなども
毎年開催されていますよ~

沖縄旅行に来た際には、豚肉だけでなく一度新鮮な「マグロ」を
召し上がってみてはいかがですか?

最後までお付き合い頂きアリガトウございました。

またや~さい!

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