【沖縄県の豆知識】ハブのいる島いない島があるのは何故?

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はいさい!

シーサー夫です。

突然ですが・・・・沖縄県のハブって知っていますか?

という質問に、「知っていますよ~」という人が90%以上でしょう。

それぐらい沖縄県=ハブは定着していますよね。

今回はそんなハブについて書いていきます。

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沖縄県の島々には、ハブのいる島いない島がある?

昨年末、ハブに関する事がニュースになっていました。

沖縄県の粟国島で、ハブが見つかったというニュース・・・

これまで「ハブのいない島」と言われてきたが、今年9月に1匹、
10月にまた1匹。
そして11月24日には3匹目が発見された。
沖縄県は島内に捕獲器を設置してハブが定着したかどうかを調査している。

私自身も、ハブにまつわる話が1つあります。

ここ数年、家族旅行で宮古島に行ってるのですが民宿オーナーとの
何気ない会話の中でのことですが・・・
宮古島には、ハブが居ないんですよね~

その時はとくに気にすることなく、話も終わりましたが
よくよく考えると、同じ沖縄のなのに何故、宮古島にはハブが
居ないのかな?

あれ?
沖縄全域に、ハブっているんじゃないの?
ハブのいる島、いない島ってどう見分けるの?と思った人も
少なくないのでは?

沖縄には有人島が49島、無人島が111島あります。
ハブが生息していない主な島は宮古島、南大東島、北大東島、
与那国島、久高島などです。

さらに沖縄県には、昔からの言い伝えがあって・・・・

ハブ類の祖先は琉球列島が大陸と陸続きだった数百万年前に
やってきたと言われています。
海水面の上昇と下降を経ていくつかの島ができましたが、
このとき水没した島ではハブ類が絶滅しました。
そこで、ハブ類のいない島ができたというものです。

沖縄県民とハブとの関係は?ハブで死亡は過去の話!

2000年以降、沖縄県内ではハブに咬まれて亡くなった
という例はないが、復帰前には1年に400件前後の咬傷被害があり、
数人が死亡していたそうです。
現在でも年に40件程度の咬傷被害が報告されています。

2016年に市町村が住民からの通報などで駆除したハブは
約4000匹もいました。
山道だけでなく、那覇市など都市部でも発見、駆除されています。

県の担当者は「ハブはネズミを好んで食べるので、ネズミがいる所には
ハブもいると考えてください」と注意を促しています。

沖縄県は、数年前にYouTubeでも、ハブに関する動画を
発信しています。

沖縄県民とハブの関係性や、ハブに噛まれないための対策、
噛まれたときの対処など、よくわかる動画でしたね。

沖縄県とハブの関係性が少しわかったような気がしました。

ハブは沖縄の生態系のてっぺんに近いところにいるんですね。
ハブのいる沖縄県では、昔からハブを恐れながら
一緒に暮らしてきました。
沖縄にとってハブとは自然に対する敬意、畏怖の象徴的な存在でもあります。

日本の中でも奄美諸島を含む琉球列島にしか生息しないハブ。
猛毒だが、沖縄の自然環境に必要な存在でもあります。

そんなハブたちと沖縄県民は共存していかないといけません。
むやみやたらに恐れるのではなく、ハブの生態を知り「正しく恐れる」
ということが大事ですね。

そんなハブに着目して商品化しているお店を見つけました~

駆除されたハブの革を使って財布や名刺入れなども作っている
南風原町のyu-i FACTORY(ユーイ・ファクトリー)です。
とくに気になったのが、ストラップです!

yu-i FACTORY(ユーイ・ファクトリー)
〒901-1105
沖縄県島尻郡南風原町新川583
TEL&FAX:098-888-0126

最後までお付き合い頂きアリガトウございました。

またや~さい!

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