観ている者の心を躍らせる「世界エイサー大会2017」創作エイサーも凄い

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はいさい!

シーサー夫です。

11月に入り最初の3連休、沖縄各地では
色んなイベントが開催されていました。

今回は、子供達も大好きなエイサーを見に行きました。
浦添市にある国立劇場おきなわで行なわれた
「世界エイサー大会2017」を見てきたのでレポートします。

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世界エイサー大会って?どんな大会?

世界エイサ一大会」は、県内外・海外で活躍するエイサ一団体との
ネットワ一ク強化を図り、島を想い、命を想い、愛する人を想う
うむい(祈り)」と、飛躍する心で演舞することによって感動を与える
ちむどん(感動)」、新しい自分や新しい仲間との出会いが生まれる
しんかぬちゃー(交流・仲間)」の3つをテーマに開催している大会です。

今年で通算7年目を数えるこの大会ですが、県内外・海外からの出演もあり
かなり盛り上がりました。
1チームの編成は自由で人数も限定されていないので少ないチームは5名
多いチームで29名のチーム編成でした。

人数に関わらず、演舞の構成が素晴らしい団体もいるので見ていて感動しました。
通常の伝統エイサーと違い、太鼓だけではなく扇子を使ったり旗を使ったりと
見ている観客を楽しませてくれる演舞には客席からも大きな拍手そして
指笛が鳴り響いていました!

グランプリ部門には19チームが出場し、CHURASA(美らさ)
見事に優勝しました。
通常のグランプリ部門・ジュニア部門の大会は国立劇場内で行なわれましたが
結果発表が行なわれた後に、屋外でグランドフィナーレが行なわれました。
見事優勝したCHURASAの動画です↓

創作エイサーと伝統エイサーの違いは?

沖縄県内の方は、創作エイサーと伝統エイサーの違いはよく分っていると
思いますが・・・
県外の人からすると、見ていてどちらも同じなんですよね。

でも基本的に大きく違うんです!

伝統エイサー

伝統エイサーは、祖先崇拝を起点とし、主に地域の盆の行事として取り組まれ、
活動者もその地域に居住する青年達を中心に行なわれています。
男性はエイサー太鼓、女性は手踊りを舞うという形態を取っている。
演舞曲も地域の民謡を用いるなど、地域が大切にしてきたものを
次の世代へと守り伝えている。

創作エイサー

創作エイサーは、活動時間、年齢、性別など制限なく老若男女が
地域の垣根を越え誰でもエイサー太鼓を打つことができる。
さらに演舞曲に古典音楽、民謡、ロックやポップスなどジャンルを問わない
幅広く常に時代と共に歩んでいる。

意見は様々あると思います。
今回の「世界エイサー大会」のHPで総合演出の平田さんが言ってることが
すごい的を得ていると感じたので紹介させてもらいますね。

旧暦の盆祭事に踊られる、各地域の伝統の青年エイサーが
「亡き魂を弔う祈りの演舞」ならば、創作エイサーは生きている我々の
「命を祝う歓喜の舞」であり、年齢、地域、性別、また肌や
目の色も関係無いボーダーレスな感動参加型の大会であります。
実は私達が「世界エイサー」と名付けたこれが本当の理由です。
エイサーに限らず、全ての文化や芸能にとって、伝統と創作どちらも
重要な意味があると、あらためて実感するのです。
そして、これら世界中に愛されるエイサー太鼓の感動のビートは
時を越えて地域も越えた自在の芸能でありその可能性は無限大だと
高らかに宣言したいのであります!

まさしくそう思います。

守っていかないといけない伝統は大事です。
でもそこから1歩進んで進化させていくことも大事だと思います。
今は国際社会なので、肌の色や目の色や生まれた国に関係なく
自由に表現できる時代になっていますよね。
エイサーの表現も自由で良いと思います。
私は伝統エイサーも創作エイサーも両方好きです。

これからもエイサーを見て、三線の音を聴いて、太鼓の音で
心を躍らせたいと思います。

最後までお付き合い頂きアリガトウございました。

またや~さい!

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