はいさい(こんにちは)!
シーサー夫です。
沖縄では、いたるトコロでシーサーを見かけると思います
家の門柱の上・学校の門柱の上・名護市役所・赤瓦の屋根の上などなど
お土産屋さんでは、必ずといっていいぐらいに置いてありますよね
そうです!沖縄といえば・・シーサーと答える人も
いるぐらいに定着していると思います。
屋根の上のシーサー
シーサーについて知っていることは?と聞かれると
大半の人は魔よけの意味があるとか
向かって右が口を開いて左が口を閉じているぐらいですかね
シーサーの起源は、エジプトのスフィンクス像であるという説があり
14~15世紀にシルクロードから中国を経て、琉球(王朝)に伝えられたと考えられています
シーサーを置く向きについては、さまざまありますが
門柱の上であれば道路側に、 玄関であれば外に向けて置くなど
福や災いなどがやってくる方角に向けて置くのが一般的です
では屋根の上のシーサーはどうでしょう?
屋根の上のシーサーの下には、屋根をすりぬけ
丁度、仏壇があると言われています
先祖崇拝が強い沖縄ですから・・
先祖とともに家を家人を守ってほしいという
思いがあったのでしょうね
屋根の上に置かれるようになったのは明治以降で
それまでは、庶民には瓦葺きが許されていなかったので
シーサーを乗せることが出来なかったようです
もともと、シーサーは瓦職人が瓦を葺き、
余った漆喰で「除災招福」を願って「おまけ」として創った事から始まりみたいですね
創り方は、赤瓦と漆喰を使い、器用に足から創り上げるのです。
シーサーは、一般的に口の開いたシーサーが雄で、向かって右側に置き福を招き入れる
口を閉じたシーサーが雌で左側に置き、あらゆる災難を家に入れないとされていますが
口の開け閉めによる雄雌の区別には様々な議論があるみたいですよ
シーサーについては、まだまだ色んな説があるので
それはまたの機会に・・
本日も最後までお付き合い頂きアリガトウございました。
にふぇ~でびる(ありがとう)!