「犯罪被害者支援を考える県民の集い」に参加してきました。

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はいさい!

シーサー夫です。

今回は、ちょっとマジメな話をさせて頂きます。

11月30日は、沖縄県の南風原町立中央公民館黄金ホールで行なわれた

犯罪被害者支援を考える県民の集い」に参加してきました。

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犯罪被害者支援を考える県民の集い

メディアなどで、聞いたり見たりした事はあったのですが・・・

こういった集いに参加したのは、全く初めての事だったのでどんな感じになるのか
分りませんでしたが、子供を持つ親として聞いておきたいと思い参加させてもらいました。

特に「犯罪被害者遺族」の話を直接聞けることは、そうそう無いと思うので。。。

会場に着いて知りましたが、平成17年12月に「犯罪被害者基本計画」が閣議決定されてから
毎年11月25日~12月1日までは「犯罪被害者週間」となっているそうです。

開場ではまず最初に「命の大切さを学ぶ教室全国作文コンクール」で優秀作品に選ばれた
中学生と高校生の表彰式と優秀作品の朗読が行なわれました。

中学生の女の子は「命どぅ宝

高校生の男の子は「命の大切さ・重さ

2人とも自らの経験を元に書いた作文でしたが・・印象に残った言葉を書きますね。
私の命は、私だけのものではない
命があれば何でも出切る
飲酒運転によって失った命の重み
当たり前の生活が出来ている喜び

この2人は、10代にして「命の大切さ」についての経験をしている事が分りました。
改めて「命」について考えさせられました。

そして、この集いの基調講演(犯罪被害者遺族)になっている
渡邉 佳子さんによる講演が始まりました。

「犯罪被害者遺族になって」という講演題目でした。

渡邉さんは、20年前に当時高校3年生だった大切な愛娘の長女を
少年犯罪によって亡くされた時のお話でした。

母1人で3人の娘さんを育てていた、平凡な家族に起こった
思いもよらない事件です。

事件によって起こった2次被害の事を切々と語っておられました。

その中でも、「犯罪加害者家族は団結をするのに、犯罪被害者家族は崩壊するんです」
と言っていた渡邉さんの言葉が印象的でした。

矛盾していますよね。

被害者家族なのに、家庭が崩壊していくなんて・・・

20年前には、被害者家族を支援する手立てが無かったみたいなんです。

だから、渡邉さんは数年前から「少年犯罪被害当事者の会」支援員として
被害者家族に寄り添う活動をされているみたいです。

加害者家族になっても、被害者家族になっても大変なのが分かりました。

私の子供達は、まだ7歳と4歳で理解出来ないと思いますが・・・
「命の大切さ」について伝えたいと思います。

最後までお付き合い頂きアリガトウございました。

またや~さい!

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