沖縄県で4月といえば大切な行事の1つ清明祭(シーミー)がある月です。

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はいさい!

シーサー夫です。

沖縄県で4月といえば、海開き!
もありますが・・・

先祖を敬う事を大切にしている沖縄県では、清明祭(シーミー)があります。

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沖縄県で4月の行事といえば、清明祭(シーミー)

沖縄は旧暦で伝統行事を行う事が多いのですが・・・・

その中のひとつにシーミー(清明祭)があります。

「清明(シーミー)」とは中国から伝わった「二十四節気」の一つです。
新暦の4月5日頃の「清明入り」から、二週間の間に行われる祖先供養の行事のことです。

簡単に言えば・・・一族が大終結する盛大なお墓参りです。

本土の方が見れば、お墓の前で食事をすることに驚かれると思いますが・・・
シーミーは沖縄ではお盆とお正月と並ぶ盛大な行事であり重要な行事でもあります。

すごいでしょう!

本土の人にしたら(私も含めて)お墓の前で、お重を広げて・・・
そんな、広いお墓なの?と思うでしょうが・・・

沖縄の昔ながらのお墓は、シーミーが出来るような広いお墓が多いんですよね!

ん? スゴイ! 古墳みたい!

このお墓に日よけのテントを設置してブルーシートを敷いて座るんです。

そしてシーミーの時の料理もすごいんですよ!

御重にキチンと詰めていくんですが、入れる料理も決められていて・・・・

カステラかまぼこや紅白かまぼこ、揚げ豆腐、天ぷら、田芋、昆布、ごぼう、こんにゃく
皮付きの三枚肉の9品が基本です。

大根の煮つけや、白身魚の昆布巻きを代用する場合もあります。
お祝い事では豚肉の皮を下に向け、昆布は結びにするなど法事の飾り付けとは
若干異なります。

最近ではスーパーでもオードブルで売られています。

シーミーでは本土で、使わないものも見られます。

うちかび」といって、あの世で使えるお金とされている銭型の押し印が印象的な
黄土色の紙です。


清明祭(シーミー)などで燃やして祖先供養をします。

燃やすことで「あの世へ税金を納めた」という意味もあれば
あの世で生活の足しになるように」とご先祖に餞別を渡す意味もあります。

購入場所は沖縄のスーパーが一般的で、線香と一緒に販売していることが多く
年中行事前には必ずスーパーの店頭で並んでいます。

勢いよく燃えるので、最近のスーパーではこんな便利なものも「うちかび」と一緒に
売られていました。

沖縄に移住して思いますが・・・
ご先祖様を敬う心は大事だと思います。

ご先祖様が居なければ、今現在の私たちも存在すらしないのですから。

先日、私も2年ぶりに帰郷して先祖が眠っている墓前で三線を弾かせてもらいました。

最後までお付き合い頂きアリガトウございます。

にふぇ~でびる(ありがとう)!!

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